お盆

お盆は先祖の御霊が各家に帰る尊いひと時です

盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれています

最も身近な御仏をご自宅へお迎えしましょう

そして、お盆が終わるころ

再び大きな世界へお見送りします

私たちを抱く大きな世界へと畏敬と感謝の念を添えながら…


​お盆をより一層、精進の機会とするために

希望者には棚経に伺います

玉泉寺へご相談ください


「萬霊供養盂蘭盆和讃」

夕べ涼しき迎え火の  火影(ほかげ)に法(のり)の道慕い

親族(うから)の御霊(みたま)帰ります  迎えていざや供養せん

思えば我らは久遠(くおん)より  七世の父母や六親と

恩愛(おんあい)契り浅からぬ  縁(えにし)をつなぐ身なりけり

さらに思えば衆生(もろびと)は  互に頼り頼られつ

一樹の蔭のやどりにも  多生(たしょう)の縁(えにし)のありとこそ

自他平等のみ教えに  有縁無縁(うえんむえん)の隔てなく

万(よろず)の霊(みたま)おしなべて  祖先(みおや)と仰ぎまつらなん

衆生(もろびと)の 深き縁(えにし)ぞ 偲(しの)ばるる 御霊(みたま)祭の 灯火(ともしび)の影

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